手作り

人間のご飯を猫に与えるときの注意点

ご家庭によっては、家族が食べる食事をペットにも同じように与えているご家庭もあるでしょう。
しかし、人間と猫の体の仕組みは、根本的に違うものであることを認識したうえで与えましょう。
かつて「ねこまんま」という食事があったように、猫は昔、人間の残飯を食べて生きていることが多かったという事実があります。

しかし、時代と共に、よりペットが大切に考えられるようになり、多くの栄養素を盛り込んだキャットフードが発売されました。
今までは、猫のからだに良いとされる手作りキャットフードまで指南されている時代です。
そんな中、人間が食する食材をつかったエサを与える場合に、注意しなければならないことがあります。

これは、大げさに言えば猫の生命にかかわることなので、しっかり守っていたいことです。
それは、猫には「ネギ系」の野菜は禁忌であるということ。
玉ねぎ、ネギ、ニラなどの野菜は、みそ汁や煮物に使われ、調味料やお米との相性もいいので、ねこまんまの中に取り入れたり、混ぜたりして与えることがあるかもしれません。

でも、こうした野菜は、猫の赤血球内の物質を破壊する作用があるので、猫には与えてはなりません。
ネギ類には、アリスプロピルジスルファイドという成分が含まれており、これが赤血球を破壊すると言われています。
摂取すると、溶血性の貧血を起こしたり、死に至ることもあるので、十分に配慮すべきです。

これが、猫にはネギ類が有害だと言われる理由です。
貧血に至る前段階でも、呼吸が荒くなったり、嘔吐や下痢などを引き起こします。
また、血尿や肝臓肥大などの内臓にも変化が表れやすいので、見た目にはわからない体調不良はすぐに起こり得ると言えます。

少しくらいという安易な考えは、命取りになってしまうこともあるので、飼い主がしっかり食生活を管理してあげることが大切ですね。
ついついそばに愛猫が座っていると、自分のたべているものをおすそ分けしたくなる気持ちは十分理解できます。
でも、愛する猫の長生きを考えることが大事です。
かかりつけの医師の指導の下、健康にいい食事を心がけましょう。

Copyright(C) 2013 猫の食事に注意するために必要な知識 All Rights Reserved.